レバレッジ・リーディング
2006年12月1日 本田直之 『レバレッジ・リーディング』 東洋経済新報社
きっかけ
読むこと再入門シリーズ4冊目です。
ネットでお薦めされていたので読むことにしました。
概要
投資に例えて読書をお勧めしてくれる本です。
たくさんの本を効率よく読めて、条件反射的に活用できるようにしてくれる多読術「レバレッジ・リーディング」について、読書のメリットに始まり、ビジネス書の選び方から1日1冊を読む戦略、アウトプットであるレバレッジメモの作り方、本棚の整理や本の処分に至るまで、至れり尽くせりな内容です。
投資になぞらえてビジネス書の読み方を教えてくれる本ですから、ターゲットははっきりしていますよね。
私見
レバレッジ・リーディングのインプットとアウトプットは以下のようなスキームになっています。
- インプット(読み方)
- その本を読む目標を明確にしておく
- ソデやオビで全体を俯瞰しておく
- 制限時間を設ける
- 目標があると選択的注意が働くので斜め読みする
- 棒線や書き込みをする
- 最も重要な16%をつかむつもりで読む
- アウトプット(レバレッジメモ)
- 線を引いた箇所や書き込みをPCに入力する
- 入力したものをプリントアウトして持ち歩いて見返す
こうして見てみると、やっぱり読書はアウトプットとセットにすることが重要そうですね。
今私ははこうして、はてなブログを書いていますが、『死ぬほど読めて忘れない高速読書』で紹介されていたアウトプットノートもつけています。
今はたったの本4冊分でしかないですが、積もっていくとどうなるのか、自分で体験してみようと思います。
よりよく学んで、学んだことを活かせるように。
以下はこの本で見つけたお気に入りの言葉です。
「自分だったらどうするか」をシミュレーションしつつ読んでいくと、アイデアがどんどん出てきます
主体的に読むってこういうことかな、と思いました。
時間は有限ですから、一度読んだ本は二度読まないつもりでいたほうがいい
時間を有意義に使いたいならこのくらいの緊張感が必要ですよね。